- Shooting Apple!! - ACVI UCR-10/A 『ヴェンジェンス』初戦/最終決戦仕様 完成レビュー
プラモデルやガレージキットの製作記

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ACVI UCR-10/A 『ヴェンジェンス』初戦/最終決戦仕様 完成レビュー

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『俺からは逃げられないって知ってるはずでしょ。死んでもらう――今度こそ』



という訳で、制作していたACVI UCR-10/Aヴェンジェンスが完成しました!

武器をまるまる作りなおしたりと、時間はかかりましたが納得いく出来になったと思います

ACVというハードな世界観を感じ取れるように仕上げるべく、全てハンドピースによる塗装表現で

硬派な鋼鉄感、テクスチャ的な金属質感のイメージを前面に押し出しつつ制作してみました



メカの塗装においてはあまりリアル寄りの仕上げでは使われない手法の塗装表現ですが、

今回は割りきってケレン味たっぷりに、造形の迫力を活かす方向で仕上げてみました

非常に手間がかかった・・・(;´Д`)

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初戦時


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決戦時


オーバードウェポン、ライフル、パルスマシンガンを装備した遭遇戦仕様、

そしてアグニに付属しているバトルライフル、そしてスナイパーキャノンを追加で制作することで

最終決戦仕様の両方をコンパーチブルで再現出来るようにしています


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更に逆マックス塗りでエッジやパネルラインにグラデーションを入れメリハリを出し、

サフからトップコートまでで6層を塗り重ねた上からウォッシング、ブラッシング、チッピングといった

汚しを立体的に入れていき、焼け焦げ、戦場でぶつかり合い摩耗する無骨な兵器感を目指しました


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また、グラインドブレードには蛍光塗料とUVライトを併用した発光ギミックを仕込んでみました

ブレード先端から、蛍光塗料の上からフラットブラックでグラデーションを強くかけ、

UVライトを放している時はオーバードウェポン使用後に余熱で根本からぼんやりと発光するように、

UVライトを近づけているときは発動状態のように、灼熱したように発光するようにしています


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機体前面の凹リベットはマイクロピンバイスで開口し直し。パーティグライン上にきているリベットは

一度削り取ってから面出し、表面処理を終えた後に再生しました

腕部パイプ部や、肩部シールドの武器ハンガー用のダボ等は穴埋めし、

武器などの凹部に来る合わせ目やモールドにはプラ板を重ねて処理しています


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雑然とした雰囲気とデザインを持つオーバード・ウェポン『グラインドブレード』

旧世代の遺物を掘り起こしたものではなく、レジスタンスが作り上げた決戦兵器という設定のようです

ACのOSを外部からハッキングして、左腕を破棄してエネルギーを供給、固定し、無理やり起動する

機体を損傷させながら、通り道にあるもの全てを粉砕し焼き払う絶対の暴力。こんなものを作りあげてまで、

レジスタンス達とそのリーダー、ジャックが成し遂げたかった覚悟と悲願・・・

追い詰められた力なき者達の犠牲を顧みない決意が、ACVという世界観が詰まった武器だと思います



オーバードウェポンの圧倒的なボリュームに目がいきがちですが、パーツ数そのものは控えめ、単体でも大迫力です

むしろハイデティールな機体本体の塗り分け箇所が多く、かなりの作業量ですが、

それだけにきっちりスミイレ、塗り分けしてやると情報量がぐっと増えて凄く格好良くなるキットだと思います


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オーバード・ウェポン、起動状態


開放状態の頭部レンズはH-アイズに変更

また機体全体のセンサー部分はグロスブラックを下地にメッキシルバー、

その上からクリアーカラーと蛍光カラーを塗り重ね、光を拾いやすくしています


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グロス仕上げの機体とコントラストをつけるべく、武器類はフラットな質感で仕上げました

バトルライフルやパルスマシンガンのレンズ類は全てH-アイズに変更、

メインカラーはエヴォブラックを下地にMAX塗り、ウォッシングやシャドウ吹きで

軽く斑状に陰影を入れつつ、極薄くドライブラシして使い込まれた感を出しています

スナイパーキャノンはブローバック機構とシリンダーの別パーツ感を出すため、光沢の質感を変えています



余談ですがスナイパーキャノンはふたつ制作しました

一個目を作り終えた後で、このバレルシェラウド横の

放熱孔の開口加工をどうしても追加したくなり、結局まるまる作り直しました(;´Д`)

ライフルの放熱板の孔も同じようにマイクロピンバイスで開口してます






RD『聞いてくださいよ、姐さん
 オレ、気づいたんすよ
 ゲームに勝つ方法ってヤツです
 バカなんで、時間かかったっすけど!!』


フラン『・・・その機体は――!?』



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RD『言いましたよね。俺は死ぬのだけは嫌だって。

だったら殺すしかないっしょ。俺の代わりの誰かを――!!』
(未使用音声より)


自信に溢れるロザリィに強い憧れとコンプレックスを持ち続け、

誰よりも自分の力を求め、誰かに認めて欲しかったRD



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『やっぱりここに来た。怖くてたまらなくなるんですぐにわかる・・・アンタが近くにいるとね。

もう逃げるのはやめにしますよ。・・・怖いヤツは、消してしまえばいい。俺にはそれが出来るらしいんで――!!』


自分の持つ力を企業に認められて気づき、仲間を裏切り、自分が最も恐れる存在・・・主人公を殺すために

『ヴェンジェンス』を駆り、ストーリー終盤は3度に渡って激戦を繰り広げることになります



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『勝つためには、誰かが負ければいい。――オレ以外の、誰かがッ!!』



ACVという作品の中では、RDは主任と並んで大好きなキャラです(*´v`*)

レイ・ドミネイトが本名らしく、一種の天才と評されるあの危機察知能力と天性の操作技術は

アーマードコア・ラストレイヴンの「ドミナント」から来ているのかな、と思ったり

過去作のアップルボーイといい、今作のRDといい、

ACシリーズのヘタレキャラって何故か他人の気がしないんですよね・・・


『やっぱり大したことない!言われた通りだ、ははは――!!
やれるッ・・・!!やれるんだ俺はッ!!』



力に溺れて、愛憎入り混じった感情のやり場を無くして歪み、暴走する・・・

最初ヘタレだったのに、少しずつ己の力を過信して増長していくRDが大好きです

誰かに認められたい。特別な存在でありたい。凄く人間臭いキャラクターだと思います


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キャロル『何故・・・外したのです?ACを狙えと指示したはず』


RD『向こうが避けたんだ・・・さすが姐さんだよ。――まぁ自分が死んだら意味ないけど!ハハハッ!』


主人公たちを裏切り、再三に渡って敵として出てくるものの・・・もしかしたら、

RDは主人公のような特別な存在になって、ただロザリィに認めて欲しかっただけなのかもしれません


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キャロル『まぁいいでしょう。結果が同じなら、問題はありません。あのACを排除しなさい』



RD『俺からは逃げられないって知ってるはずでしょ。死んでもらう――今度こそ』






フラン『――無理よ』



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RD『・・・あ?』


フラン『貴方なんかに、そのACは倒せない。私にはわかる――死ぬのは貴方よ』



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『あ"ぁ!?』




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『やってみろよ――ッ!!』




凄惨を極める地下での生活を強いられる力なき人々の盾となるため戦った『ヴェンデッタ』。
レジスタンスを裏切り、力に溺れながらも最期は黒い鳥に敗れ炎に呑まれた『ヴェンジェンス』。
名を変え、パイロットを変え・・・自らをすら焼け焦がし灼熱に包む決戦兵器を背負い、
共に『復讐』の名を冠しながら、それぞれが抱く違う何かのために戦い続けた。
そんなこの機体に刻まれた、背景と運命を少しでも感じ取れる雰囲気に仕上がっていたら嬉しいです


いつか、自分の愛機のパーツがキット化されて立体化出来たら、
そのときはこのヴェンジェンスの隣に飾ってRDごっこ出来るっすよ、姐さん!



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この独特の塗装に関しては、YATA=LOG様が広められている方法を使用させて頂きました

凄いですよね、どうやってこんな塗装方法を思いつくのか・・・(;´Д`)難しかったですが、参考にさせて頂きました



グラインドブレードをすら操るRDでさえ、勝つことが出来なかった「主人公」

肩部に描かれた鳥のエンブレムが剥がれ、焼け焦げ、黒く染まっていく――

業火に沈んで爆散していくRDの最期は、「黒い鳥」の誕生と合わせて、ACVのハイライトだと思います

デジラマ高解像度画像→

お気に入りの画像の大きい物→      

 

そういえば主任&ヒュージキャノンのキット化も決定して、発売が今から凄く楽しみです!

確信がある。また塗り分けに苦心するという、確信が!

そして頑張って作り終えたら、最高に重厚な主任が出来上がるという、予感も!

アーマードコアVのキットは、手をかければかけるほど情報量が上がっていく恐ろしい(?)造形なので、

これからのラインナップがとても楽しみです。愛機も欲しいし!


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作り上げるの物凄く大変だったけれど、物凄く楽しいキットでした(*´v`*)

また作りたいっすよ、姐さん!つ、次はもうちょい簡単仕上げで!







アーマード・コアV UCR-10A ヴェンジェンス (1/72スケール プラスチックキット)アーマード・コアV UCR-10A ヴェンジェンス (1/72スケール プラスチックキット)
(2013/12/25)
壽屋

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[ 2014/05/11 19:43 ] 製作記 | TB(0) | CM(5)
まず、完成お疲れ様です。
そして、圧巻・・・素晴らしいです。ACVの世界観のようなずっしりとした重さ、力と力のぶつかり合いが表現されてますね(*´∀`)
それにしても林檎さんの塗装技術はすごいですね。いつもいつも驚かされてます。

自分はダクソが楽しすぎて全然手が進んでませんorzでも、1
[ 2014/05/12 12:52 ] [ 編集 ]
本文の途中で間違って投稿してしまったんで連投失礼します。
ひとまずダクソも1周目クリアしたから林檎さんからもらったこのモチベーションを自分のプラモ制作にぶつけよ(* ̄∇ ̄)ノ

あっ、でもバトルフィールドもやりたい(ボソッ)
[ 2014/05/12 20:50 ] [ 編集 ]
すごいしか出てこない(●´ω`●)
製作おつかれさまでしたー!

以前ツイッターで一枚の写真を見てから、完成形をじっくり見れるのを楽しみにしていました!
(上から下までもう5回は見直しましたw)

全体の雰囲気もすごいですけど(この塗装方法とかもう意味がわかりませんw)
細部も、ここも塗り分けてるのかよっ!! と驚かされます。。

写真も綺麗で、スナキャをパージしてるシーンとかこれ面白いですね!

そしてグラインドブレード、これだけでキット一体分くらいの迫力がw
蛍光塗料の発光ギミックとか、真似してみたいけど、使いこなせる気がしなくてためらっちゃいます(*´Д`)=з

いままでいろんなACキットの作例をみてきましたが、こんなカッコイイACを作ってみたい!
と憧れる作品は久しぶりです。 ACVをまたプレイしたくなったり、アグニ作ってみたくなったり、
ほんとテンションあげさせて頂きました!!


しかし、新作が完成するたびに、同志の背中が遠くなっていくぜ・・(●´ω`●)ガンバラネバ
[ 2014/05/12 22:40 ] [ 編集 ]
Ricalnaさんへ
賛辞ありがとうございますっ!
自分の師匠である方から教えてもらった技術で、どうしても一度やってみたかったので
どうせならケレン味たっぷりに世界観を詰め込みたい!と手を動かしてみました

そういえば自分もヴェンジェンスが完成するまでは、
ACVのストーリーをプレイしてモチベーションを高めていたことを思い出しましたw
誰に憚ることなく、やっぱり自分がやりたいことを好きなように作るのが一番楽しいですよね(*´v`*)
[ 2014/05/13 11:52 ] [ 編集 ]
ハウさんへ
なんとかやり遂げたぞ、同志よ!
というかコラボ主催者なんだから早くラプター作れって話ですが(;´Д`)急がねば!
ハウさんのグラデーションがばっちり決まったラプターを見て、自分も制作モチベーションもらってましたっ(*´v`*)

今回はもう詰め込めるだけ詰め込みたい!と思って、カロリー度外視でやりたい放題やってみましたw
ただ、意外とこのクラック模様よりも、本体の塗り分け箇所の多さが凄まじく・・・( ;∀;)
ハイデティール故にゲームのガレージと睨めっこしながら塗り分けていくのが一番大変でしたw
もうほんとRDが大好き過ぎて、塗装中も「やれる、やれるんだ俺は!!」と自分を鼓舞していたのが懐かしい・・・
蛍光塗料は混色すると凄まじく濁るので使い道が難しいですが、上手く決まるとメチャかっこいいのでハウさんも是非!
ブレードも本当はオレンジ色に発光させたかったんですが・・・。゚(゚´Д`゚)゚。もっと色んな塗料が出ることを願いつつ・・・!


自分は今回でようやくツヤ消し仕上げの魅せ方みたいなものを掴めたので、もっともっと色々試したいですw
お互い、好きなように作って、好きなように楽しむために頑張ろうぜ!(*´∀`*)
[ 2014/05/13 12:11 ] [ 編集 ]
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